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日常生活でほとんど使わないのに、漢字ナンクロでやたら登場する4文字の熟語 20選

漢字ナンクロを解いていると、「そんな言葉ふだん使わんやろー!」という熟語がたくさん登場します。
このページでは、そんな漢字ナンクロでやたらと登場してくる、日常生活ではあまり使わない熟語を20個紹介したいと思います。今回は4文字の熟語編です。

「4文字の熟語」とは、いわゆる四字熟語だけでなく、1文字+3文字、2文字+2文字、3文字+1文字など、全部で4文字になる言葉も含むため、このような表現にしています。

【例】
「正多面体」(1文字+3文字)
「校長先生」(2文字+2文字)
「前年度比」(3文字+1文字)など

日常生活でほとんど使わないのに、漢字ナンクロでやたら登場する4文字の熟語 20選

ランキング形式ではなく、20個列挙しているのみです。
また、私の主観により作成したもので、きちんとデータを取ったわけではありませんのでご了承ください。

1.無芸大食

「むげいたいしょく」と読みます。

「芸」が登場する問題では必ずといっていいほど「無芸大食」がどこかに入ってきます。
ただし、2文字目が「芸」の4文字の熟語は、他にも「文芸作品」「工芸作物」などがあるので注意が必要。

2.道学先生

「どうがくせんせい」と読みます。

「先生」で終わる4文字の熟語の場合は、これが入る可能性が高いですが、他にも「校長先生」などもあるので注意したいところです。

3.文語文法

「ぶんごぶんぽう」と読みます。

何と言っても1文字目と3文字目に同じ漢字が入るパターンの4文字の熟語なので、そこに「文」が入り「文○文○」となった場合は「文語文法」でほぼ間違いありません。

4.意地無地

「いじむじ」と読みます。
ぐずぐずしたり、不平を言ったりするさまのことをいうらしいですが、私は日常生活で使ったり聞いたりしたことはありません。

これも2文字目と4文字目が同じ漢字が入るパターンの4文字の熟語です。
そこに「地」が入り「○地○地」となれば「意地無地」で間違いありません。

5.天人合一

「てんじんごういつ」と読みます。

構成する漢字は4つとも漢字ナンクロには比較的よく登場するので、どれか1つ判れば「天人合一」だと確定するのは難しいですが、4つのうち2つが判れば「天人合一」の可能性が高いです。
ただし、「天○○一」というパターンの場合は「天下統一」の可能性もあるので注意。

6.人面獣心

「じんめんじゅうしん」と読みます。

ポイントは何と言っても「獣」。
3文字目が「獣」の場合は「人面獣心」の可能性大です。

7.無明長夜

「むみょうじょうや」と読みます。
仏教に関する言葉のようです。

構成する4つの漢字のうち、「明」「長」「夜」は登場頻度としては中程度(体感)で、1文字目の「無」と残り3つのうち1つが判明すれば「無明長夜」確定の可能性が高くなります。

8.御目見得

「おめみえ」と読みます。

「おめみえする」という言葉はよく使ったり耳にしたりすると思いますが、「御目見得」とすべて漢字で書く・見ることは少ないのではないでしょうか。
そういう観点から今回の20個に入れてみました。

9.人生読本

「じんせいどくほん」と読みます。

ラジオ番組の名前で「人生読本」というのがあったようなのですが、一般的な言葉としては辞書には載っていないようです。

10.物見遊山

「ものみゆさん」と読みます。

ポイントは「遊」ですね。
3文字目が「遊」の4文字の熟語なら「物見遊山」の可能性が高いですが、「地方遊説」などもあるため100%確定とはいきません。

11.生知安行

「せいちあんこう」と読みます。

「知」「安」は登場頻度としては中程度(体感)です。
4つの漢字のうち2つが判れば「生知安行」で確定といった感じでしょうか。

12.世道人心

「せどうじんしん」と読みます。

構成する漢字4つとも登場頻度は高い(体感)ので、4つのうち2つが判れば「世道人心」で確定でいいかと思います。

13.手長海老

「てながえび」と読みます。

ふつうはテナガエビと漢字で目にすることが多いですよね。
最後までテナガエビのことだと気づかずに、最後の4つ目の漢字を入れるときに「テナガエビかよ〜!」となることが多いイメージがあります。
これも「御目見得」と同じ理由で入れてみました。

14.山紫水明

「さんしすいめい」と読みます。

「紫」自体の登場頻度はそこまで高くないので、2文字目が「紫」の場合は「山紫水明」であることが多いです。
美しい山水を形容するときに使う四字熟語ですが、漢字の絵面や声に出したときの語感もなんとなく美しいように感じます。

15.後生大事

「ごしょうだいじ」と読みます。

「後生」が入る4文字の熟語は「後生大事」の他には「後生一生」がありますが、「後生一生」は2文字目と4文字目が同じ漢字なので、「後生大事」か「後生一生」か迷うことはありません。

16.行雲流水

「こううんりゅうすい」と読みます。

「雲」「流」の漢字が特徴的な熟語です。「流」は登場頻度はわりと高いですが「雲」はそれほどでもないので、2文字目が「雲」の場合は「行雲流水」である可能性が高いです。
ちなみに「行雲流水」も「山紫水明」のように美しい風景系の言葉のようなイメージがありますが、これは「(雲や水のように)自然の流れに任せて行動する」ことのたとえとのこと。

17.花天月地

「かてんげっち」と読みます。

ポイントとなるのは1文字目の「花」でしょうか。
その他の3つの漢字はよく登場するイメージがあります。

1文字目が「花」の4文字の熟語としては、他には「花鳥風月」がありますが、意外と漢字ナンクロで書く頻度は低いように思います(だからと言って全く出ないわけではないので注意)。

18.無理無体

「むりむたい」と読みます。

「無」が1・3文字目に入るのが特徴的な熟語ですが、「無理無体」の他には「無二無三」があります。
登場頻度としては「無理無体」のほうが高いです。

19.明日天気

「あしたてんき」と読みます。

下駄を蹴り上げて明日の天気を占う、子供の遊びのことです。
こういう名前が付いているとは知りませんでした。

20.気韻生動

「きいんせいどう」と読みます。

「韻」は日常生活での使用頻度に比べて、漢字ナンクロでの登場頻度は高いイメージですが、「韻」を使う熟語自体はそれほど多くありません。
2文字目が「韻」なら「気韻生動」で確定でいいかと思います。

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